「よーし!この日は空いてるし、晴れ予報だからオートポリス走るか~」
と思って行った、とある夏の日の話。
裏切りの天気予報
うん知ってた。山の天気は予報が当てにならないって。手前まではばっちり晴れてたのに、オートポリスが近づくとただの雨になってて帰ろうかと思ったけど、それでも走りたくて来てしまった。霧も濃くなったり薄くなったりを繰り返し、とりあえず午前中のセッションはほぼ全てがキャンセルに。午後からは貸し切りが入っているので、スポーツ走行枠は1本のみ。そこで走れれば御の字かな~と思いながら時間をやり過ごすことに。
今回は自宅でタイヤを交換する時間が無かったので、街乗り用のACROVA07Aでサーキットまで来て、現地でATR-K Sportに履き替え。重たくて面倒だなぁ~と思うタイヤの付け替えもインパクトレンチがあればあっという間で気軽に交換できる。一家に一台は必要だと思う。
レストランのから揚げカレーで早めにお腹を満たす。いつも来るたびに思うけどご飯の炊き方だけ改善してほしい。
午後から晴れてきたので一本だけ走ったが…
そうこうしていると霧が晴れてきて、路面も徐々に乾き始めた。午後に一本だけある走行枠はどうにか普通に走れそう。身支度を整えて、いざアタック!
オートポリスを走るのはこれが2回目で、国際サーキットの走行経験がほとんどない僕は正直ライン取りとかもまだよくわかってないのだけど、前回走って気付いたことがあった。それは、
- コーナーがかなり大きいので、自分が思っているよりも奥から切り始めて、奥にクリップを取ると、結果的に加速区間が長くなる
- 進入でしっかり車を曲げて、そこで出来たロールを長時間維持する必要がある
- 速度域が高い分だけしっかりとブレーキで短く止めないと大損する
ということ。とりあえず今回はブレーキとライン取りを意識してやってみた。
というわけでとりあえず前回からタイムを4秒更新。路面状況は前回と同じぐらいかな~という感じだったうえに、後半セクションで思いっきりミスったラップでのタイムだったので、この日の走りでも2分20秒を切るのは余裕な感じ。まだまだラインがきつくて踏めてないところやコーナリングスピードが遅いところがあるので、その辺は次回への課題。
…で、動画の後半にオマケとしてつけているのだけど、クーリングを挟んで再アタックした直後の1コーナーでものの見事にコースアウト。多分ブレーキを残しすぎてリアが不安定になりすぎたことが原因。
1コーナーのグラベルはめちゃくちゃ深く、スタックしたら全く抜け出せない状態に。とりあえず後続車両がクラッシュしないことを祈りながら脱出したら、レスキューのオフィシャルがすぐに駆け付けて、牽引で引き出してくれた。迅速な対応のおかげで赤旗の原因にならずに済んだのが良かった…。サーキットを走る時は必ず牽引フックを前後に付けてからにしましょう。
ホイールやボディの下回りに傷が入ってしまったけど、まぁこれぐらいなら問題なし。ピットに帰って出来るだけ石を取り除いてから帰宅した。
…次は一日で2~3本は走れる日に行きたい…。
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