本サイトはアフィリエイト広告を利用しています
スポンサーリンク

1万円以下で高精度!Longacreベーシックデジタルエアゲージがサーキット用としてコスパ高すぎる

4.5

サーキット走行の必需品の一つであるエアゲージ。僕は用途で使い分けているので何個か持ってはいるのだけども、中にはもう15年以上使っているものもあって精度がちょっと微妙になっている。誤差をわかったうえで使っているからいいのだが、ちょっともやもやはする。公正したいところだがどこに出せばいいのかわからないし…。

個人的にはアナログメーターが好きなのだけど、高精度なデジタルメーターのエアゲージも一つ欲しい。できればそれなりに信頼の置けるメーカー品で、それなりな価格で、そこそこ精度の良いエアゲージはないものか…。

スポンサーリンク

Longacre ベーシックデジタルエアゲージ(52-53006)

ネットの海を彷徨っている中で見つけたのがLongacre(ロングエーカー)というアメリカブランドのエアゲージ。どうもこれ、アメリカのレース業界ではかなり有名らしく、プロチームもたくさん使っているとかなんとか。メーカーサイトを見るとかなりガチなレース用品メーカーであることが分かるので、試しに買ってみるのもいいだろう。

というわけでAmazon USAから個人輸入してみたのがLongacre ベーシックデジタルエアゲージ。メーカーサイト上だと「2″ Digital Tire Pressure Gauge, Basic Style」という名前で、品番は52-53006。超開けづらいブリスターパックがいかにもアメリカっぽい。

実はこのベーシックモデルのエアゲージは2種類モデルがあり、

  • 52-53006:0-60PSI
  • 52-53036:0-100PSI

と最大測定値が異なる。60PSI≒413.685kPaなので乗用車には52-53006で十分。どうでもいいけどアメリカ人はポンドヤード法を早くやめてほしい。

商品の中身としては本体と主にバイク用の丸ノズル、簡単な取扱説明書と非常にシンプル。このエアゲージ、デジタル表示だが機能は超シンプルなので取扱説明書の内容もかなりシンプルになっている。

±0.8%の計測精度が1万円で手に入る

このLongacre ベーシックデジタルエアゲージの何がすごいかって、測定精度の高さ。曰く最小読み取り値が0.2PSIで、測定精度は0.8%という。

例えば僕が持っているBRIDGESTONE RCG-20は誤差が±6kPaとされている。仮に200kPaを測った時に実際には206kPaだったとすれば、計測精度は3.0%ということに。Longacre ベーシックデジタルエアゲージなら200kPaが表示されたとき、実際には高くても201.6kPaだという計算になる。

定番になって当然の快適な使い心地。BRIDGESTONE レーシングエアゲージ RCG-20【レビュー】
サーキットで”タイムを削る”上でタイヤの空気圧調整は非常に重要なポイントであることは言うまでもない。誰でも簡単に出来るのに、タイヤの性能を完璧に出し切るためのキーポイントがタイヤの空気圧だ。そのためにはきちんと調整できるエアゲージを持ってい…

エアゲージとしてみるとこの精度の高さは結構すごい。しかも本国での定価が$54.99、僕が個人輸入した時点での価格は総額で1万円を切っていた。5kPaなんてタイヤの空気圧としてはほぼ誤差の範囲だってことぐらい承知の上だが、この価格とスペックには惹かれざるを得ない。

ちなみに:セミプロモデルとプロモデルもある

ちなみにだがLongacreのデジタルエアゲージはこの上にセミプロモデルとプロモデルがあって、精度はそれぞれ以下の通り。

ベーシックセミプロプロ
測定範囲0-60PSI0-60PSI0-60PSI
品番52-5300652-5300352-53000
最小読み取り値0.2PSI0.1PSI0.1PSI
測定精度0.8%0.5%0.3%
フェイスサイズ2インチ3インチ3インチ
プロモデルの精度はメーカー表記が無かったので直接問い合わせて教えてもらいました

プロモデルになると測定精度が0.3%と、もはや本当なのかどうか疑わしいレベルにまで小さくなる。でもセミプロが$111.99、プロが$157.99とこの手の商品にしては意外とリーズナブル。

加えてセミプロモデルは測定範囲が一種類しかないが、プロモデルは125PSIまでのものや25PSIまでの超低圧に対応したモデルがある(多分ドラッグレース用?)。それぞれ品番が異なるが面倒なのでここでは紹介しない。

メートル法と切り替え可能

Longacre ベーシックデジタルエアゲージはデジタル式なので、本体の「ON」ボタンを押すと起動する。起動はかなり早くて、押して0.5秒ぐらいで使える状態になる。このスピード感はいい。また残念ながら今回のベーシックモデルはバックライトがない。

文字盤に書いてあるが、ONボタンを3秒押すとゼロ点の公正が可能。アナログゲージは気温や湿度に左右されがちなのが欠点なので、ここはデジタルの強み。

初期状態だと忌み子単位のPSIが標準。ただONボタンの隣のUNITSボタンを長押しすると、単位を切り替えることが出来る。

bar、kg/cm2、kPaの3つのメートル法に切り替えられる。

電源は空気圧を測ったりボタンを触ったりしない状態が3分続くと自動でオフになる。オフになった後にもう一度電源を入れたら、その前に設定した単位で起動する。

空気抜きのボタンは正面にあるタイプ。押し心地はちょっと固め。

裏面には電池の蓋がある。スペック表に書かれてないが、見るからに防水性はなさそう。電池はLR44型ボタン電池が2つ。奥まった位置にあるので精密ドライバーとかがないと取り出しづらい。

保護カバーから露出しているのもあって裏面はプラスチック感があって高級感はない。というかカバーを取り除いた測定部分はプラスチック筐体だし、文字盤のロゴが若干滲んでる感じもあって全体的に所有欲を満たされるような高級感はない。本国だと$55だしそんなもんかなと言った感じ。

エアバルブに接続するチャックは2種類が付属。標準チャックは斜め45°のヘの字になっていて、もう一つはバイク用の丸タイプ。標準チャックの見た目の品質はあまり高そうではないが、短い故に剛性感が高く、測定時のエア漏れは割と少ない印象。ただ正直いえばRCG-20のチャックのほうが奥まで刺さる分より漏れずらい気がする。

ギザギザしている部分から後ろで自由に回転する(スイベル)ので、柔らかいホースと相まって操作感は良好。ただし抜きボタン側の根本が回転しないこととホースの曲がり癖が付いているために、左利きの人は操作しづらそう。ホース両端がスイベルだったら最高だった。

ちなみに重量は実測223g。我が家にあるアナログエアゲージはどれもこれより150gぐらい重たかった。単純な軽量さはもちろん、ゲージ部分が軽いのでなんだかすごく取り回しがいい気がする。今までエアゲージの重量なんて気にしたこと無かったけど。

文字盤サイズは2インチとコンパクトだが、液晶画面はそこそこのサイズがあるので読み取りやすい。液晶のコントラストが高く、バックランプこそないが多少の薄暗い所や、かなり明るい直射日光が降り注ぐ屋外でも読み取りづらい感じはなかった。

最小4kPa、2kPa単位で計測できる

経験上アナログエアゲージはメーターの中心付近で比較的高い精度をだし、低圧側だと割とブレる気がしている。なので試しに低めの空気圧を測ってみる。

写真上の担任はkg/cm2だが、本文はkPa表記で行く。

50kPaを読み取ってみた所、ぴったり50kPaが表示された。と言っても手元のそこそこ信頼できるエアゲージと読み取り値が同じだったと言うだけで、実際に50kPaなのかどうかは僕にはわからない。このLongacreエアゲージが正しいとすれば、手持ちのエアゲージも結構高精度だということがわかったとも言える。

ちなみにこのエアゲージ、メーカー表記では最小読み取り値が0.2PSIとなっている。0.2PSI ≒ 1.38kPaなのでkPa表示なら1kPa単位で表示してくれるかも?と淡い期待をしていたのだが…、

実際には2kPa単位での表示だった。人生そんなに甘くない。

ただ空気抜きのボタンが優秀で、一瞬押しただけだと2kPa下がったりしない。デジタル表記だとついつい最小単位まで揃えたくなってしまうものだが、これなら出来なくもなさそう。

またこのエアゲージは常時計測しているので、空気抜きボタンを押している最中も空気圧が液晶に表示される。割とアナログゲージに近い使い勝手で良い。

試しにどんどんエアを下げていくと、4kPaまで測ることができた。ここから下は0kPaになってしまったので、どうも2kPaは測れないらしい。現実的にそんなエア圧を測ることはまずないのだが、アナログゲージだとかなり動きが怪しい領域でもしっかり反応してくれる。

この値段でこの精度はかなりあり

というわけでLongacre ベーシックデジタルエアゲージ(52-53006)を買ってみた。いいところと悪い所をまとめるとこんな感じ。

  • シンプルで必要十分な機能
  • メートル法表記が可能で任意の単位で固定できる
  • 軽量コンパクトで持ち運びが便利
  • 柔らかホースやスイベルチャックで取り回しが良好
  • チャックの剛性感が高くエア漏れが少ない
  • 誤差0.8%の高精度が1万円切りのコストパフォーマンス
  • かなり低圧まで測れる
  • どう見ても非防水
  • 最小読み取り値が2kPa
  • への字チャックは好みが分かれそう
  • 全体的に高級感がない
  • 左利きの人は操作しづらいかも
  • ホールド機能や記録機能などがないので、デジタルならではの多機能を求める人には向いていない
  • 日本で正規販売しているルートが少ない
    ただしAmazonでも買えるので購入ハードルは低い

僕が買ったのが正規販売品じゃないってのは人によっては致命的かもしれないし、2kPa単位なのはちょっともやっとなる部分が無きにしもあらずだが、製品そのものはこの値段でこの精度が本当なら文句なし。サーキット走行できちんとデータを取りたいなら、ある程度信頼が置けて、気温や湿度に左右されづらい精度が出せるこのエアゲージはかなりありな選択肢だと思った。

コメント

タイトルとURLをコピーしました