車高調が欲しいと言い続けていったい何年が経ったのだろう。今年の2月にはあまりの欲しさにブログを一個書いてしまったほどでもある。僕のRX-8はいよいよ走行距離が12万kmに到達し、いい加減抜けまくったショックアブソーバーの乗り心地の悪さに嫌気がさしてきた。今こそ車高調を買うときである!
と、その前に
このブログを見ている人の中には、サーキット走行をしたいと思って検索でたどり着いた人もいるかもしれない。そういう人にあらかじめ言っておきたいことがある。
サーキット走行をするのに、車高調は必ずしも必要ではありません。
むしろ初心者であればあるほどノーマルサスで走ってほしい。あれは言わばメーカーがめちゃくちゃお金をかけて作った超万能セッティングのサスペンションであり、確かに柔らかくロール量も多く限界も低いが、その分どこまでも粘り、丁寧に運転しないと速く走ることができない。ノーマルサスは高い安全性を確保しつつ正しいドライビングテクニックを身に着けることができる超優秀な品物だ。
はっきり言って僕も乗り心地や見た目に不満が無ければノーマルサスでいいと思っている。今回はさらなるステップを踏むために車高調の購入に至ったわけだが。
BLITZ ZZ-Rを購入!
開封の儀
というわけで清水の舞台から飛び降りるような気持ちで買ったのは、欲しい欲しいと言っていた時と同じく、BLITZのエントリーモデルであるZZ-R。さっそく開封する。
パコっと蓋を開けると中から各部位の指定トルクが大きく記載された段ボールの板が出てくる。こういう気遣いがうれしい。
車高調本体は簡単ながらしっかりと梱包されていた。
…過去にファイナルコネクションの車高調を2セット買ったことがあるのだが、車高調が1本ずつ細長い段ボール箱の中に入っていたので、そっちの方が高級感合ってよかったなと思ったのは内緒。
梱包材を破ると中から車高調が登場。新品の輝きがまぶしい!
安価ながら高品質な造り
アルミ製のアッパーマウントは機械加工も美しく、安価ながら高品質さが伝わってくる。アッパーマウントとショックアブソーバーロッドは強化ゴムで接続されている。マウントゴムは大きめのワッシャーでサンドイッチされているので少々美観には欠けるが、必要にして十分な機能。
ロアマウントも美しい仕上がり。リアはウレタンブッシュを介してナックルと接続される構造になっており、快適性と機能性を両立している。
スプリングシートやロアシートも高品質でとてもスムーズに動く。
減衰調整ダイヤルもカチカチと手ごたえがあり、32段の調整がきちっとわかる。
- 取扱説明書
- 保証書
- ステッカー
- 車高調レンチ
- 取り付け用ナット
- 減衰調整ケーブル
が付属。特にRX-8の場合は減衰調整ケーブルが付属している点がうれしい。
さっそく取り付け…る前に
さて普通ならこのまま取り付けに行きたいところだが、ちょっといろいろ調べてみたいことがあるので、届いてそうそう分解した。それは次のブログで説明。
コメント