僕のRX-8は15万km超を走破しているのだけども、これまで一度もクラッチを交換したことが無かった。滑ってはいないのだけども、クラッチペダルはそこそこ重たくなってしまっているし、半クラ領域もかなり広く、そのうち滑り出しても不思議じゃない感じがプンプンしていた。
出先で滑って不動車になってしまっても困るので、本当に滑る前に交換しておきたい。
5MTのRX-8クラッチ交換に必要なパーツ
「どうせなら軽量な社外フラホ&クラッチにしたいな~」なんて考えはしたが、それをするにはいろいろ追加部品も必要で、そうなると結構な価格になってしまうので断念。純正同等品を使うことにしたのだった。
まずは必要なパーツを用意。それぞれの純正品番は、
- クラッチディスク:N31716460B
- クラッチカバー:N31716410
- レリーズベアリング:FE6216510C
- ピボットピン:F20216102A
- ニードルベアリング:N32611D03
- オイルシール:188111404A
いわゆるクラッチ交換時の三点セットであるディスク・カバー・レリーズベアリングは、EXEDYの純正同等品とNTNのベアリングを選択。
前期5MTと6MTではクラッチディスクとクラッチカバーが別物なので注意が必要。これはフライホイールの厚みの違いによるものらしいので、フラホごと6MTに変えてしまうのであれば、クラッチは社外品を含め6MT用を流用できる。
ついでにエキセントリックシャフトの中にあるニードルベアリング(パイロットベアリング)と、その奥のオイルシール、そしてピボットピンも交換。この辺は部品も安く、すでに壊れている場合もあるらしいので、故障の予防として変えたほうが吉。
あとはミッションを外す都合上、多少ミッションオイルが漏れるので、ミッションオイル交換もついでに行う。
作業は車屋さんにやってもらいました
DIYでやってもよかったんだけど…クラッチ交換は時間も手間もかかるので、我が家のガレージでやるのはだいぶしんどい。工具も足りないし…。
ってことで今回の作業は知り合いの車屋さんにお願いした。実はこの前にマツダディーラーで見積もりを取ってもらったんだけども、だいぶ高額な工賃を提示されてしまった。今回お願いした車屋さんは、部品の手配を自分でやったこともあって、良心的な値段で作業してもらったので良かった。
ペダルが軽く、ミートがはっきりした
作業後の変化は歴然。まずはクラッチペダルが明らかに軽くスムーズに動くようになった。今までの「ちょっとした強化クラッチでも入ってるんじゃないか」ってぐらいの硬さはいったい何だったのかとばかりに、スコスコクラッチペダルが動く。
あとこれはまだクラッチディスクがこなれていないのも多少あると思うが、ミートがはっきりとした。これまではじわじわっと繋がっていたのが、繋がり始めが明確になった。明らかに繋がりが良くてパワーロスが少ない感じ。気持ちがいい。
@151896km
作業は151896kmの時に行った。
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