先日Daytona675でツーリングしていたら、駐車場などでハンドルを全切りするたびに「パキッ」という板バネを弾くかのような金属音が鳴ることに気がついた。音的になにか重大なトラブルが発生している感じはしないし、ばーっと見てみても何が起こっているのかよくわからない。しかも途中から鳴らなくなった。
そして家に帰り着いた時、ポロンと何がが転がり落ちた。
それがこの短いネジと、端が曲がったワッシャー。なんだこれ。
ハンドルの舵角が増えてた
妙なパキパキ音が気になりつつも家のガレージでバイクを停めた時、ふとあることに気がついた。ハンドルの舵角が明らかに増えているのだ。
今までは↑ぐらいまでしかハンドルが切れなかったはずなのだが、
今やタンクに手が挟まれるぐらいハンドルの舵角が増えていた。
っていうことは、あのパキパキ音はハンドルストッパーが折れた音っていうこと!?慌ててステム周りを覗き込んでみたら、
なんだか頭の折れたネジと、
明らかに取って付けたみたいなステーを発見。
前オーナーはサーキット走行でこのDaytona675を使っていたっぽいので、サーキット用に舵角を制限してたのか?そう思って更に下から覗き込んでみると…
純正のハンドルストッパーらしき部分が削り取られていることを発見。
つまりおそらく、
- 以前のオーナーが、ハンドルの舵角を増やしたくてハンドルストッパーを除去?
- どこかのタイミングでサーキット用にハンドルストッパーを後付け
- それがツーリング中に破損した
ということのようだ。それならよかった。
破損したハンドルストッパーを撤去
ハンドルストッパーがなくても走るのには支障がない(すでに破損していて意味を成していない)ので、この後付ストッパーは撤去してしまおう。激しく転倒したときにはフレームが破損する恐れもあるが、その時はもうしょうがない。
ステンレスでできたバーと、ネジが取れた。反対側の頭が折れているネジは手持ちの工具では外せそうになかったので、どこかのタイミングで適当な工具を入手して外してしまおう。
おそらくこのステーが左右にあり、ステーの先にネジとナットで超いい位置に来るハンドルストッパーを付けていたのだと思われるのだが、壊れてしまっては仕方がない。
走行中のハンドル全切りは手が挟まるので無理だが、ガレージに停めるときには便利になったので結果オーライということにしよう。
@37541km
作業は総走行距離37541kmのときに行った
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