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PROGRIPニーグリップパッド:ツーリングの疲労軽減やバイクとの一体感向上に効果あり【YZF-R7】

4.5

僕の2026年型YZF-R7はそこそこに前傾がキツイのでニーグリップを効かせたいのだが、いつも適当なズボンで走るのでタンクが滑ってしょうがない。素直に革パンツを履けという話でもあるのだが、街乗りするには革パンツはあまり好みではないのでニーグリップパッドで対処したい。

ものは試しに買ってみた中華ニーグリップパッドがあまりに役立たずだったのはしょうがない。そういえば専用のパッドを持っていたので、今回はそれを使ってみよう。

【YZF-R7】中華ニーグリップパッドを貼ってみたら失敗だった
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PROGRIP ニーグリップパッド

今回使うのがPROGRIPのニーグリップパッド。ニーグリップパッドはSTOMPGRIPのトラクションパッドが最もメジャーらしいのだが、PROGRIPのこれはSTOMPGRIPの半額以下という価格なのが嬉しい。

実はDaytona675に乗っていたときに買ったものなのだが、長年寝かし続けていた。なぜなら、

この凹凸ぐあいにビビったから。ズボンを貫通して脚に刺さりそう。実際にはそこまでじゃないのだが、当時は「まぁ貼らなくてもいいか…」と思ってしまい込んでしまった。今こそ活躍してもらおう。

内容物はパッド3枚と粘着シート3枚。左右に貼るものなのになぜか3枚組なのは不思議。あとめんどくさいから粘着シートは貼った状態にしておいてほしい。付属の粘着シートは3M 467MP。

シート1枚のサイズは約220×155㎜。STOMGRIPの汎用で一番大きいパッドは約190x375mmらしいので、大体それの半分のサイズのが3枚入っていることになる。値段は半分以下で容量は1.5倍近い。

ただ写真を見ても分かる通り、ビビるぐらい裁断が適当。人が適当にカッターでビーッと切っているのかと思うぐらい曲線で切られている様に見える一方で、四角はきれいにRが取られている。謎が多い。

凸と( )みたいな形の凹凸が存在。全部凸でいいのではという気しかしないが、多分STOMGRIPとの差別化を図っているのだろう。PROGRIPのロゴがたくさん入っているが、基本的に長辺を横向きにして使いたいのでどうあがいてもロゴを正しい向きにして貼れない。というかロゴの向きを意識したらうまく貼れないので無視するしか無い。

ちなみにグリップ力は結構高くて、手で触っても「ギュッ」と掴んでくるような感じ。凹凸がしっかりあるため引っ掛かり感も強く、これなら確実にニーグリップを補助してくれるだろう。

型取りして裁断、貼り付け

PROGRIP ニーグリップパッドは完全な汎用品なので、いい感じに型取りをする必要がある。

引用元:ヤマハ YZF-R7

自分で跨ってみたり、他人が跨っている写真を見てみるとわかるが、2026年型YZF-R7で主に街乗りで足が当たる部分は大体この辺り。特にタンクの後ろ側に太ももが当たるのと、樹脂部分に膝が当たるのでそこが重要な感じ。サーキットを走ったりした時はもっと広い範囲でグリップが欲しくなるかもしれないが、とりあえず今回はこの辺りにしっかりグリップを効かせたい。

まずはマスキングテープを必要そうなところに貼って養生&型取りシートとする。

今回は都合がいいことに中華ニーグリップパッドが有るのでこれも型取りに活用。

中華ニーグリップパッドの不要な部分は削りつつ、PROGRIP ニーグリップパッドから取れるサイズを見つつデザインを決定。

反対側はひっくり返せばいいだけなので、型取りは右側だけで行った。

罫書いたマスキングテープを適当なコピー用紙に貼って平面に固定したら、

切り出して型が完成。今回は罫書き線より1~2mmぐらい小さく切り取った。そのまま作ると結構パツパツサイズになりそうだったからそうしたのだが、ちょっと小さくしすぎたかも。

本来は先に接着シートとパッドを貼り付けてからカットするのだけども…、

なぜかシートに直に型取りしてしまった。後から油性マーカーの跡を消すのは面倒だし、作業の手間的にも接着シートを貼ってから罫書くのをおすすめしたい

この時はそんなことに全く気づかず、全部のパーツをマーキングし終えた。

ちょっと拘ったのが端っこの処理。なるべく端や過度に凸部が来ないように位置取りをした。凸が端にあるとそこから剥がれる恐れがあるので。

全部のパーツをハサミでカット。切るのは割と簡単だが、カッターを使ったほうが断面がきれいになってよかったかも…と切った後に思った。後の祭りである。また微妙に残ってしまった油性マーカーの跡はパーツクリーナーで全て落とした。

型の都合上どうしても凸部と端が近いところが出てきてしまう。これらはニッパーでカットして、なるべく端から剥がれないように処理しておいた。

手順が逆になったが、最後に粘着テープを貼り付けて完成。このテープ、すごい薄くて破れやすい上に貼り直しが全く効かないので難しい。

しっかり脱脂してバイクに貼ってみるとこんな感じ。やっぱり少し型を小さくしすぎたのは否めない。クリアシートなので中に気泡が入るとそれが見えてしまうが、粘着シートの特性上きれいに貼るのが難しすぎるのでしょうがない気がする。

クリアとは言え濁った色なのでニーグリップパッドが貼ってあるのは遠目で見てもわかる。ただ黒いパッドが明らかにベタっと貼ってある感じじゃないので、個人的にはそこまで嫌じゃない感じ。まぁ何も貼ってないほうがかっこいいと思うが…。

粘着シートの粘着力が安定するのに24時間、完全密着まで72時間かかるとのことなので、貼ってから3日ぐらいは乗らないほうが無難。貼った直後に跨ってみた限り、勝手にズレるような感じは全く無かったが…。

長時間走ると実感する圧倒的なグリップと楽さ

いつも通りなんてことのない普通の長ズボンで走ってみる。すると確かに感じる太もも内側のグリップ感。これはいいかもしれない。

ニーグリップパッドの凹凸は肌に刺さるような感じではなく、強くタンクを挟んでみても特になんともない。しかし確実にズボンに食いついているらしく、これまで感じていた「タンクが滑って姿勢が安定しない」問題が間違いなく解消している。意識的にニーグリップしている時はもちろん、タンクをあまり挟んでいなくても、脚が当たっている限りグリップがしっかりある。なので特にブレーキング時に安定感がある気がする。

リーンインなど積極的に体を動かしてみた時にも、脚がタンクにくっつくような感じがあって、なんだか安心感がある。これまでは若干脚が滑っちゃうのを無意識に気にしていたのが、体の位置がピタッと決まるので楽になる。バイクとの一体感が増したようなイメージ。

デメリットとして、停車時に脚を下ろそうとするとあからさまにズボンがニーグリップパッドに引っかかる。それが原因で脚が下ろせないなんてことは全く無いのだが、いちいち軽く引っかかるのは鬱陶しい感じが無きしもあらず。もちろんそのようにズボンが引っかかるので、ズボンの生地は確実に痛む。

ニーグリップパッドを貼ってみて思ったが、少なくとも街乗りでは「絶対貼ったほうがいい!」と言えるほど劇的な差があるわけではない。ニーグリップパッドが有っても無くてもバイクで走ることに支障はないが、距離が伸びれば伸びるほど疲労感に差が出てくるイメージ。僕はこのYZF-R7で遠くまで出かけたいと思っているので、これはとてもメリット。

PROGRIP ニーグリップパッドは安価で、かつ透明なのでバイクのデザインを崩しにくいのがよい。とはいえ貼ってあるのは明らかに分かるし、見た目とズボンの痛みという問題はどうしても出てくる。欠点もある一方で、バイクとの一体感や疲労軽減に繋がる良いアイテムだと思った。もうちょっとサイズが大きいとさらに良いのだが…。

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