TSタカタを走って、サーキット用に下げた車高を街乗りできるように上げる。
TSタカタサーキットで車高調のセッティング出しを行う!
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たかが10mm、されど10mm
といってもTSタカタでは結局リア車高を1cm下げただけでいい感じの動きになったので、基本的にはリアをあげるだけ。
これだけならさくさくっと終わる。ただ、ここで気になるのはフロント車高。サーキットを走ったときに、今のリアをあげた状態だとやたらとリアが軽くて結構怖かった。もちろん街乗りでそんな限界走行をすることはあり得ないんだが、あのような動きを街乗りでされては困るのでフロントも上げる。
フロントはレバー比を考える
リアを10mm上げたのだから、フロントも10mm上げればおおよそ同じような前後荷重バランスが取れるはずである。ただ、足回りにはレバー比があるので、それを考えねばならない。
車高調の各部を測定し、街乗り&ミニサーキットで使えるスプリングを選定する
車高調を購入して早々、車体に組みつけもせずに分解してしまった。それはそう、このBLITZ ZZ-Rがどれほど使えるものなのかを調べ、そして僕が主な遊び場としているミニサーキットをより速く走るために必要なスプリングを選定するためだ! 有効スト...
↑でも書いてあるように、RX-8の足回りは、
- F=1.45
- R=1.00
のレバー比がかかっている。ということは、
(ダンパーストローク長)×(レバー比)=(ホイールストローク長)
なので、今さっきリアの車高調の長さを10mm伸ばした場合、実際の車高は
10×1.00=10(mm)
上がった。リアはレバー比が1.00だから簡単。レバー比が1.45あるフロントの実際の車高を10mm上げるためには、
(車高調を伸ばす量)=10÷1.45≒6.90(mm)
ということで、およそ7mm車高調の長さを伸ばせばOK。
こちらも計算さえしてしまえばさくっと終わる。
カッコはいまいちだけど
というわけで街乗り車高の完成。明らかにフロントが高く見えるから見た目はいまいちだけど、TSタカタから帰ってきたままの状態だと家の駐車場に入れるだけで腹を軽く擦ってしまうので致しかたがない。でも全長調整式の車高調はこういうことが簡単にできるから楽しくていいね。
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