最近全然RX-8でサーキットを走ってない。実は5月ぐらいに走る機会があったのだけど、雨が降って諦めていた。今回も完全に梅雨の時期だし、走れなくてもしょうがないなぁなんて思いながらRX-8に乗って中部地方に向かったのだが…。
梅雨の晴れ間の真夏日!久々にモーターランド鈴鹿をアタック
めちゃくちゃ晴れてた。やったぜ。
というか快晴すぎてむしろ暑いレベル。RX-8車内の気温計は30℃をゆうに超える温度を刺していて、もうやばい。絶対的なタイムはどう考えても望めないので、久々のサーキットを楽しみつつドライビングを色々と試していく日にしよう。
ドライビングやセッティングを見直す
タイヤは引き続きシバタイヤTW200(255/40R17)。エア圧は冷間170kPaにセットして温間200kPa狙い。減衰は前後最弱から24段に合わせた。ここで前回オートポリスを走った後にフロントのトー調整をしたいなとかリアの旋回性能を上げたいなとか思ったのに何もしてなかったことに気づいたが、ここではどうしようもない。
何ならこれを書いてるときに、「シバタイヤTW200は温間180~190kPaがベスト」だと前回学んだことも思い出したが、暑さでやられてたっぽい。まぁそういう日もあるでしょう。
半年ぶりのサーキットなのでちょっとゆっくり目にコースインして車の調子を確認。問題無さそうなので3周目にアタック。外周コーナーで縁石に大きめに引っ掛けて跳ねてしまったが、まぁいいやの気持ちでアクセルを踏みちぎってそのままアタックを続行。インフィールドへの進入で少し車体のロール感とブレーキングのタイミングが合わないのが気になるが、とりあえず1周をまとめ…、
いきなりだが本日のベストタイムとなった48.49秒が出た。ここから先は48秒後半~49秒しか出なかったが、車の水温は106℃とかまでガンガン上がるし、タイヤも完全に熱ダレしているのでどうしようもない。
でもエンジンパワーはいうほど下がらないし、一周クーリングを入れれば97℃ぐらいまで一気に水温が下がるのは入れてるエンジンオイルのおかげだと思う。でも人間はオーバーヒート寸前で全身から汗が吹き出てる。
暑いので適度に休んでエア圧をチェック。負荷のかかる右側だけ200kPaを少し超えていたので4輪全て200kPaに調整しておいた。
クリップ手前でもっとハンドルを切り込んで小さく曲げたいイメージはあるのだが、なかなかレーシングスピードで走っているとそうできないし、ロールが深くてフロントが流れていくのも微妙。しかもリアが旋回しないので出口のアンダーがきつくてアクセルを踏み込めないのも良くない。
現在の感触やアドバイスをくれる人の話からしても前後のバネレートを上げるのが最適解なんだろうけども、当然ここではできない。でもとりあえずリアの旋回性を上げるために、リアの減衰をガッツリ8段落として再コースイン。
リアの脚がかなり動くようになった影響で外周コーナーでのオーバーステアが出がちだが、こっちはあえてアンダーを出すなどすれば対処可能。それよりも低速コーナーでリアがしっかり旋回するようになったのがいい感じ。ステアリングをぐっと切り込む動作を意識して行うと、それに合わせてリアがすっと出てラインが少し小さくなった。
ただイメージしてるハンドル操作や車の動きにはなかなかならないなぁと、クーリングラップ中もいろいろ試しながら走行を重ねた。最終的に走った9時枠だけで36周もしていたのだが、じっくりドライビングや車のセットアップについて色々考えられたので楽しかった。
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